フランスで行われるモーリスレベロトーナメントに出場するU-19日本代表が4日、千葉県内で、国内トレーニングを行った。

湘南ベルマーレ所属で、5月20日にリーグ戦デビューを果たした石井久継は、「(対戦)相手をみると、力強い感じ。うまさでかわしてっていうイメージでやっていきたい」と欧州での戦いを想像した。

所属クラブは、リーグ戦5連敗を喫すなど、決していい状況ではなかったが、石井を代表活動に快く送り出してくれた。「絶対に成長して帰らないといけないなって思いました。(代表)チームが勝ったとかそういう情報でベルマーレが知るのではなくて、自分が点を取ったと、伝えられるようにやりたいですね」と並々ならぬ思いで臨む。

昨年8月にトップチームに二種登録され、今季もトップチームで活動を続け、成長を実感している。「練習から激しくというのは求められているので、シーズンが始まってしっかりやってきたので、そこはやりたい。自分の武器は少しずつ出せるようになってきた。代表活動でも出せるようにしたい」と“湘南スタイル”を代表にも落とし込み、自身の特徴を発揮していく。

チームは7日にモロッコ、10日にパナマ、13日にコートジボワールと戦う。【佐藤成】