FIFAW杯オーストラリア・ニュージーランドで得点王に輝いたなでしこジャパンMF宮沢ひなた(23)がイングランド女子スーパーリーグ(WSL)・リバプール入りすることが25日までに決定的となった。
シンデレラガールがイングランドの名門にステップアップを果たす。かねて海外移籍を志向していた宮沢は、W杯での5得点で一気に評価を上げ、ドイツの強豪フランクフルトや米女子プロリーグNWSLからもオファーが舞い込んだ。その中でもフィジカル的な強度が要求されるイングランドでの挑戦を決めた。チームには、なでしこジャパンMF長野もおり、初の海外移籍となる宮沢にとって心強い限りだ。
リバプールは、WSLで13、14年に連覇を達成するも、近年は2部降格を味わうなど低迷。昨季は12チーム中7位に終わった。22試合で24得点と得点力不足は否めない。そのようなチーム状況で、抜群のスピードと得点力を持ち合わせる宮沢に白羽の矢がたった。
宮沢が所属していたマイナビ仙台は「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、8月25日(金)よりチームを離脱することとなりました」と発表。近日中に渡英してメディカルチェックを受ける。
帰国後の会見で宮沢は「世界のレベルでプレーしたい。そういう方向でチャレンジしたい」と強い決意を口にしていた。1年後のパリ五輪で、W杯の悔しさを晴らすための挑戦が始まる。

