U-22(22歳以下)日本代表が、杭州アジア大会(中国)の決勝トーナメント1回戦でU-24ミャンマー代表に7-0で大勝した。
今夏、ドイツ1部ブレーメンに明治大からダイレクトで移籍したFW佐藤恵允が2得点を決めるなど、前半だけで4得点に絡む活躍をみせた。
前半12分、左サイドに開いたMF日野翔太(拓殖大)のクロスをペナルティーエリア内で受けると落ち着いて相手DFをかわしてゴールネットを揺らして先制点を決めた。
さらに鮎川峻(大分トリニータ)が追加点を決めたわずか1分後の同27分、相手陣で佐藤が自らボールを奪って鮎川に預けると、裏に抜け出して相手GKの股下を冷静に抜いて自身2点目を決めた。
佐藤の活躍は止まらない。同35分に左サイドの深い位置に抜け出して左足のクロスを供給し、鮎川の2点目をお膳立てすると、同42分にも、右足のクロスでMF角昂志郎(筑波大)のゴールをアシスト。4得点に絡んで前半だけで退いた。
チームは後半にも2点を加えた。25日に行われた1次リーグ第2戦からメンバーを10人入れ替えて臨んだ一戦を大勝で飾り、8強進出。交代枠も5枚使い、選手を休ませることにも成功した。
3大会13年ぶりの優勝を目指す日本は、4強入りを懸けて10月1日の準々決勝で北朝鮮と戦う。