J1アルビレックス新潟のGK小島亨介(26)が12日、国際親善試合のカナダ戦(13日、デンカS)とチュニジア戦(17日・ノエスタ)に臨む日本代表に追加招集され、同日、デンカSで行われた練習に合流した。負傷離脱したGK前川黛也(29=J1ヴィッセル神戸)に代わり招集された小島は「昨晩、連絡があった。驚いたが喜びもあり、いろんな感情があった。今日は自分の役割を考えながら練習に取り組んだ」。

新潟在籍4季目の今季はJ125試合に出場。安定したセービングに加え、正確なキックで攻撃の起点となっている。J1大分トリニータ在籍時の19年にA代表に招集されており、かねて「ハイパフォーマンスを維持して、いつかは」と返り咲きを意識していた。約4年ぶりの代表復帰に「ゴールを守る役割はどこに行っても変わらない。チームのやるべきことを理解した中で、自分の攻撃性を出せれば」とイメージを膨らませる。

日本代表の森保一監督(55)は「追加招集だからではなく、ギラギラとしたものを持って思い切ってプレーしてほしい。ゴールマウスを守ることと、攻撃の部分でも練習から起点となってつなげてほしい」と期待する。小島は「ただ、呼ばれただけでは意味がない。しっかり自分を表現し、試合に絡んでいけるようなパフォーマンスを練習から出していく」と力を込めた。【小林忠】

◆新潟の日本代表 新潟所属時にA代表に選ばれた選手はGK小島が6人目。FW矢野貴章(現J2栃木)は国際Aマッチ通算19試合2得点で、10年W杯南アフリカ大会にも出場した。DF永田充は2試合出場。DF酒井高徳(現J1神戸)は新潟在籍時の10年に初選出されたが、国際Aマッチ通算42試合は全てドイツでプレーしているときの記録。GK東口順昭(現J1G大阪)とDF松原健(現J1横浜)も同様で、それぞれ現在の所属チームで代表デビューした。Aマッチ通算9試合1得点のFW川又堅碁は新潟で得点を量産して注目を集めたが、在籍時に選出はされなかった。