日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が8日に行われ、反町康治技術委員長(59)が滞在先のポルトガルからオンラインで取材に応じた。

AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会では性加害疑惑が報じられた影響などを総合的に判断し、MF伊東純也(30=スタッド・ランス)の日本代表離脱を決断した。直後の準々決勝イラン戦で敗れた。同委員長は、技術委員会で伊東の離脱についての報告があったかを問われると「この件につきましては、警察マターになっている。我々がそれにコメントすることは一切出来ない。離脱は、最終的に総意としてJFAが決めたこと。それについてもコメントできない。見守るしかない」と話すにとどめた。

真実は警察の捜査に委ねられるが、選手らの行動のあり方について「1人のプロ選手としてしっかりと自分のことを律しながらやる必要があると個人的には思っている」と私見を述べた。

日本代表は3月にワールドカップ(W杯)アジア2次予選が控える。伊東の代表復帰についても「正直なところ、大会(アジア杯)が終わって数日なので方向性は決まってない。そのときには決定に従うという形にはなる。委員会としては触れるマターではない。決定事項に対して従っていく、としか言いようがない」とした。

伊東は日本代表を二転三転の末に離脱したが、所属チームではすでに練習復帰している。【岩田千代巳】