パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップで招集外となった世代のエース、MF鈴木唯人(22)がデンマーク1部リーグで絶好調だ。21日のミッティラン戦で2ゴール。前半10分にペナルティーアーク付近から左足ミドルを決めると、同36分にはゴールまでおよそ30メートルの位置から左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。

3月17日のシルケボー戦ではハットトリックを達成し、最近5試合で5ゴール4アシスト。昨年までは途中出場が多かったが、今年に入ってから先発に定着し、決定力の高さを示している。

開催中のU-23アジア杯は国際Aマッチ期間外で招集に拘束力がなく、U-23日本代表で背番号10を背負ってきた鈴木は不在。日本は22日の韓国戦で決定力を欠いて0-1で敗れたが、SNS上では「鈴木唯人が恋しいよ」「鈴木唯人がパリで見られないのは嫌すぎる」などの声が上がった。