船越優蔵監督(48)率いるU-20(20歳以下)日本代表が、U-20ワールドカップ(W杯)チリ大会1次リーグ第2戦で開催国の同チリ代表を2-0で破って2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。

船越監督の好判断が勝ち点3を大きくたぐり寄せた。後半6分にMF斉藤俊輔(20=水戸ホーリーホック)がドリブルで仕掛け、ペナルティーエリア内で相手に倒された。

主審はノーファウルを主張したが、斉藤のジェスチャーから自信を持って船越監督が第4の審判にビデオ判定のリクエストを要求。主審がオンフィールドレビューを実施した結果、PK判定に覆り、これをDF市原吏音主将(20=RB大宮アルディージャ)が沈めて先制に成功した。

船越監督が行使したリクエスト権は、今大会で採用されている「フットボール・ビデオ・サポート(FVS)」制度で、得点かどうか、PKかどうか、一発退場かどうか、人違いのカード提示などが対象となる。大会ではVARが導入されておらず、代わりに監督からのリクエスト方式によって実施される。各チームが2度ずつリクエストの権利を持ち、成功した場合は持ち回数が変わらない。

前半に日本が獲得したPKに対しては、チリがリクエストを要求したが、失敗していた。

日本は後半37分にMF横山夢樹(20=FC今治)がミドルシュートをたたきこみ、2-0で勝ちきった。10月3日(同4日)に同ニュージーランド代表と対戦する。