女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランキング8位)がフィリピン(同39位)を7-0で大勝し、4強入りを決めて27年女子ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。
チームを率いるニルス・ニールセン監督は「フィリピンが予想していた通り、非常に規律の取れた守備をしてきたので最初のゴールが決まるまではなかなか難しいゲームだったが、決まったあとは自分たちのゲームだった」と満足げに振り返った。
試合開始から主導権を握り、相手を押し込むもなかなかゴールを奪えない。チャンスを作りながら、ゴール前に壁を作る相手にてこずった。しかし、前半45分、セットプレーからの混戦でFW田中美南(ユタ・ロイヤルズ)が押し込んで先制。追加タイム3分には再びCKからDF古賀塔子(トットナム)が頭で合わせて加点し、2点リードで前半を折り返した。
後半開始からDF北川ひかる(エバートン)とFW千葉玲海菜(Eフランクフルト)を投入。同12分にはMF谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)、MF松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)を入れるなど、準決勝以降を想定した戦いに移る。同20分に千葉が豪快に決めると、同22分に松窪も代表初ゴールをねじ込んでリードを広げた。同31分には再び古賀が頭で押し込んで5点差。さらにMF谷川、FW植木理子(ウェストハム)が加点した。GK大熊茜(INAC神戸レオネッサ)を出場させるなど、余裕を持って試合を進めてベスト4進出を決めた。
日本は1次リーグ3戦を17得点無失点と圧倒的な強さで勝ち上がり、8強に駒を進めた。6チーム以上がW杯出場権をつかむ中、準々決勝でも危なげなく勝ちきり、10大会連続10度目のW杯切符を手にした。ニールセン監督は「W杯出場権というよりは、この大会を優勝しに来ているので、またW杯出場権については別の機会にお話ししたい」と頂点のみを見据えた。18日の準決勝で韓国と対戦する。

