【ロンドン29日=佐藤成】日本代表がイングランド代表戦(31日、ウェンブリー競技場)に向けて調整した。
スコットランド戦に中央のセンターバックで先発したDF渡辺剛(29フェイエノールト)が相手のエースFWハリー・ケーン(バイエルン・ミュンヘン)封じの重要性を説いた。
27日に行われたイングランド対ウルグアイ(1-1)を見たといい「まずハイプレスくるというところと、やっぱりボール持たせたら、一瞬の隙でチャンスを作ってくるというところはある」と警戒感を強めた。
またケーンについては「今まで自分がマッチアップしてきた選手と違っていろんなとこに顔出して、試合作ったりとか試合決め切るところはある選手なんで、正直どうなるかわからないですけど、しっかりチームとして、彼をうまく自由にさせないとところを意識しないといけないかなと思います」と気を引き締めた。
自身がマンマークでついていけば、背後のスペースを空けることとなり、サイドの選手に使われる。しかし付いていかなければ、前を向かれてやりたい放題やられる。中盤とも協力しながら、状況に応じた守備が必要となる。
ワールドカップ(W杯)北中米大会で世界一を目指す上での試金石となる。渡辺は「自分はブラジルよりも強いと思ってます」と考えを明かした。その理由として「ブラジルの方がもっと個だと思ってますし、イングランドは個もありながらも、チームで崩したりとか、もっと連動して守備もしてきますし、ケーン選手が試合作りながらもその空いたスペースしっかり狙ってくる選手がいたりとかというのは、僕はブラジルよりも上だと思っている。もっとチームとしての守り方がうまくいかなければ、崩れる可能性もあるなとは思います」と持論を展開した。
ただ日本はそのような相手を倒さないと目標の頂点には届かないことは分かっている。「ここからこういうチームに勝っていかないといけないフェーズに入ってると思うのでいいチャレンジになるんじゃないかなと思います」と対戦を心待ちにした。

