開幕へ生き残りを懸けた戦いが始まった。磐田が26日、鹿児島でキャンプインした。鹿児島空港に降り立った選手たちは、同市内の天文館ベルク広場で行われた歓迎セレモニーに出席。終了後、鴨池補助競技場に移動して初練習を行った。

 約1時間、ランニングなど軽めのメニューだったが、名波浩監督(44)はキャンプのテーマを問われ、「競争意識を持たせたい」と言った。今年は元日本代表MF中村俊輔(38)だけでなく、同FW川又堅碁(27)やDF高橋祥平(25)ら充実の戦力が加入した。指揮官は、昨年まであまり口にしなかった「競争」の2文字を解禁し、本格的なサバイバルレースの幕開けを宣言した。

 今日27日からは、2部練習が始まる。来月12日の最終日までには、鹿屋体大など2試合の練習試合に加えて、5日からはJリーグ「DAZN ニューイヤー杯」が開幕。J2熊本、J3北九州、鹿児島との対戦が予定されている。

 チーム主将のMF上田康太(30)は「昨年よりも(定位置争いが)厳しくなるメンバーがそろったと思う。チームにとって良いことだし、個人的にもアピールしていきたい」と言った。MF中村俊も「名波さんも言っていたけど、(昨年に)残留争いで味わったドキドキを今年は上位で味わえるように、選手はグラウンドで頑張っていきたい」と誓った。【前田和哉】