悲願の初Vへ連敗は許されない首位セレッソ大阪だが、5日の北海道コンサドーレ札幌戦(金鳥スタ)は、チーム2位の7得点を挙げているMF山村和也(27)の欠場が濃厚となった。7月29日のG大阪との大阪ダービー以降は足首の違和感のため、別メニュー調整。3日も大阪・舞洲でジョギング程度にとどまった。

 代役はFWリカルド・サントス(30)が濃厚だ。この日の紅白戦でも主力組に入り、2トップを組む杉本健勇(24)との連係を深めた。リーグ戦は4試合途中出場も、いずれも終了間際で出場時間は短かった。初の先発出場のチャンスに「少なくとも紅白戦で先発組に入ったので、チャンスなのかなと思う。和也のケガはチームにとってよくないこと。だから(自分たちが)結果を残さないと。リーグは初先発になるので、モチベーションはいつもより上がっている」。

 2トップを組む杉本も全力サポートを誓う。「(リーグ戦は)ずっと出ていなくて苦しい思いをしてきたと思うが、何ひとつ(気持ちを)切らさずやってきた。お互い助けたいし、自分も助けになれば。お互い、ゴールを決めたい」。新コンビで金鳥スタでの今季無傷の連勝を「11」に伸ばす。