日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が5日朝に再来日し、夜に川崎フロンターレ対FC東京戦(等々力)を視察した。

 自宅のあるフランスなどで約1カ月の休暇を取って仕事復帰したが、W杯出場がかかるアジア最終予選オーストラリア戦(31日)とサウジアラビア戦(9月5日)を前に、海外組に負傷者が続出。「私が初来日してから最も難しい状況が今かもしれない」と心配した。週明けに負傷者と直接話すと明かし「ラージリストには55人いるが、今は(主軸の)回復を待ちたい。あと、海外組にはEメールで『今から準備を始めよう』と送った」と説明した。FW本田のメキシコ1部パチューカ移籍に関しては「私は欧州に残ってほしかったが、彼の選択だ」と理解を示した。