横浜FCは、途中出場したFW大久保哲哉(37)の同点ゴールで1-1に追いついたものの、最下位ザスパクサツ群馬から追加点は奪えず、引き分けに終わった。6位に後退した。

 前半35分に先制点を許すと、後半は引いて守る相手に9本のシュートを放つなど攻め続けた。同9分にはMFレアンドロ・ドミンゲス(34)が直接FK。同14分には右クロスを胸トラップしてシュートも、枠をとらえることが出来なかった。だが、同19分にはMF佐藤謙介(28)の右クロスを大久保が「角度がなかったのですが、イメージ通り。GKの上を抜けました」と、身長190センチの高さを生かして頭で合わせた。チームは7戦負けなしと、J1昇格に向けてラストスパート中。「勝ち点3に出来れば一番良かったけれど、0を1に出来たし、それがうちが上(J1)に行くには必要なこと」と前を向いた。

 次戦は7日に2位アビスパ福岡との直接対決。「ホームで出来るので絶対に勝ちたい。次も出て、点とります」と闘志を燃やした。

 5試合連続でベンチ入りしたFWカズ(三浦知良、50)は、2戦連続で出番はなかった。