1日にFC東京とプロ契約したMF久保建英(16)が7日、都内でチームの商店会めぐりに参加し、ファンに支えられるプロとしての立場を心に刻んだ。

 プロ契約後、初の練習を午前中にこなし、午後からクラブフラッグなどを掲出する商店会へのあいさつ回りへと出発。ファンから「応援しています」と次々と声をかけられ「前向きな言葉を多くかけてもらってうれしかった」と笑顔をみせた。

 4日にチームの練習場で行った初のファンサービスでは225人と握手した。この日も約100人のファンらと写真撮影などを行い「どこに行っても歓迎されて、いかに地域に愛されているクラブなのかが分かりました」と目を丸くした。

 練習場以外で地元のファンと触れ合うのは初めて。サイン攻めにも「最近いっぱい書かせてもらってるので」と手慣れた様子で応じ「プロとして、支えてくれるファンの方への感謝と新鮮さをあらためて感じました」と気持ちを引き締めていた。