J1昇格プレーオフ進出を決めたジェフユナイテッド千葉が19日、ファン・エスナイデル監督(44)との契約を更新し、同監督が18年も指揮を執ると発表した。

 エスナイデル監督はクラブを通じて、コメントを発表した。

 「私にとってこのチーム、この選手たちを率いることができてとても誇りに思っています。そしてこのチームを続けさせていただけるという社長、GMの判断に本当に感謝しています。クラブの期待に応えられるように頑張りたいと思います。最後にこのクラブに関わる全ての人に感謝します」

 エスナイデル監督は、サラゴサ、コルドバ、MF柴崎岳が在籍するヘタフェなどスペイン1、2部で監督、コーチの経験を積んで今季、千葉の監督に就任。ハイプレス、ハイラインの超攻撃サッカーを一貫して続ける一方、選手には食事の管理を徹底するなど千葉に変革をもたらし、怒濤(どとう)の7連勝で8位から6位に浮上して、大逆転でのJ1昇格プレーオフ進出を決めた。

 千葉は26日の準決勝で、11日のリーグ戦で3-0と大勝した3位名古屋グランパスと再戦する。場所はリーグ戦の豊田スタジアムから、パロマ瑞穗スタジアムに場所を移して行われる。