J1首位の鹿島アントラーズは26日に柏レイソルをホームに迎え、勝てば2年連続9度目のリーグ優勝が決まる。25日は茨城県鹿嶋市内で調整し、大岩監督は「いつも通りの準備をしてきた。試合で起こりうること全てに、いい緊張感を持って対応したい」と平常心を強調した。練習ではエースのFW金崎やDF昌子らがセットプレーの確認などに取り組んだ。昌子は「ホームで優勝を決められることほどうれしいことはない。今は高ぶる気持ちを抑えている感じ」と集中した様子だった。

 前節からの間隔が3週間と長く、試合勘には不安がある。それでも大岩監督は「スケジュールを言い訳にはしない。与えられた条件で、しっかりしたパフォーマンスを出せるようにするだけ」と、意に介さなかった。