セレッソ大阪は19日、元日本代表MF関口訓充(31)との契約を来季は結ばないと発表した。

 関口は今季、J1リーグ18試合、天皇杯4試合、ルヴァン杯8試合に出場も得点はなかった。11月16日に左足関節を手術し、戦列を離れていた。J1通算129試合6得点、天皇杯28試合出場1得点、ルヴァン杯19試合出場2得点。帝京高からベガルタ仙台、浦和レッズを経てC大阪に在籍した。日本代表だった仙台時代に東日本大震災が起き、主力としてチームを支えた。

 関口はクラブを通じ「セレッソでの3年間、いつも応援していただき本当にありがとうございました。3年間が常に楽しかったわけではなかったですが、楽しい時や悲しい時やうれしい時、そしてケガをしてサッカーができない時…セレッソ大阪のサポーターの皆さんと歩んできた3年間は僕にとってたくさんの財産になりました。この世界は出会いがあれば別れもある。サッカー人としてまだまだ頑張っていきますので、またピッチで会えることを楽しみに僕自身頑張っていきたいと思います。最後は笑顔でまた会いましょう」とサポーターへ感謝のメッセージを寄せた。