川崎フロンターレの鬼木達監督(43)と副主将のMF大島僚太(25)が6日、神奈川・等々力競技場で7日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)・メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦の前日公式会見に出席した。

 川崎Fは既に上海上港(中国)、蔚山(韓国)に敗れており、グループリーグ突破には負けられない一戦。大島は「ここで勝てないと突破も見えてこない。全力で勝たないといけない」と決意を口にした。3日のリーグ・湘南戦は引き分けたが、鬼木監督は「勝負勘も徐々に出てきている。攻撃のバリエーションも出てきている。攻撃の積み上げをしっかりお見せしたい」と今季ホーム初勝利へ自信を見せた。

 この日はチーム練習はスタジアムではなく、神奈川・川崎市内の練習場で調整した。指揮官は「普段慣れているし、練習後のケアもスムーズ。そういう環境を選んだ」と説明。7日から中2日の3連戦となるが、指揮官は「一戦必勝。1つ1つ高いモチベーションで戦うことが大事。そうしないと、次につながってこない」と目の前の試合に集中する考えを口にした。