前節まで首位だったINAC神戸は、勝ち点2差で同2位の日テレに敗れ、2位に転落。前半戦を終え、首位ターンを逃した。
後半3分に日テレFW田中に先制点を許し、同25分には、相手との競り合いの過程でDF守屋都弥(もりや・みやび=21)が負傷。そのまま交代を強いられた。悲劇のダブルパンチに、主将のなでしこジャパンMF中島依美(27)は「(日テレ)ベレーザの良さが出ていた。チャンスでしっかりと決めていれば、結果は分からなかった。決められるかどうかで、こういう結果になってしまう」と渋い表情だった。
今季ホーム最多4199人が訪れた首位攻防戦。INAC神戸は、前半からボールを支配されながらも、随所に好機も作った。だが、シュートがクロスバーに跳ね返されるなど、1点が遠かった。
リードされる展開で、後半8分には、なでしこジャパンFW岩渕、同23分にはFW道上を投入。だが、その2分後にDF守屋が負傷。アクシデントで3枚目の交代カードをDF羽座に充てた鈴木俊監督(44)は「そこで3枚目を使わざるを得なかった」と振り返り、右膝を固定して松葉づえで帰路についた守屋については「まだどうなるか分からない。精密検査を受けます」と心配そうに言葉を発した。
リーグ戦は前半の9節を終え、9月の再開まで中断期間に入る。FW岩渕は「しっかりと練習して、カップ戦もリーグ戦も(タイトルを)取りたい」と気を引き締め直した。



