ヴィッセル神戸のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が、柏レイソル戦で初先発し、1-0勝利に貢献した。22日の湘南ベルマーレ戦で途中出場でJリーグデビューを飾ったが0-3の完敗。来日初勝利に「とてもうれしい気持ち」と喜んだ。

 攻撃を指揮し、何度もチャンスを作った。その流れで後半21分、FW増山朝陽(21)が今季初ゴールとなる決勝点を奪った。吉田孝行監督(41)はイニエスタについて「いつも淡々と自分らしいプレーをする。波もないし、やはり世界一流だな、と」。イニエスタ効果が、勝ち点3と形になってもたらされた。