3連覇を目指す川崎フロンターレは、7年連続でホーム開幕戦がドローとなった。

前半は相手のプレスとロングボール攻撃に後手を踏んだが、相手の足が止まった後半から猛攻。MF中村憲剛、FW小林悠が決定機を迎えたが、GKの好セーブもあり1点が遠かった。強風の影響でクロスが上げにくい状況もあり、富士ゼロックス・スーパー杯で鮮烈デビューしたFWレアンドロ・ダミアンはシュート0本に終わった。

チーム最多の7本のシュートを放った小林は「入ったかなと思うシュートはあったが止められて悔しい」と振り返り「もっと、自分以外にもシュートまでいける選手が増えないと。もうちょっとダミアンを使いながらやれればよかった」と話した。スタートダッシュを掲げる今季は、過去の開幕戦と比べ迫力ある攻撃を何度も発揮。中村は「勝ち点1は(例年と)一緒だけど整理はされている」と手応えを口にした。