全国高校サッカー選手権で23大会ぶりにベスト4へ進んだ静岡学園は8日、静岡市内の同校の練習グラウンドで約2時間半にわたり汗を流した。

30人の大会登録メンバーは軽快な動きを披露。11日の準決勝・矢板中央(栃木)戦(埼玉スタジアム、午後2時20分開始)に備えた。

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静岡学園の選手たちは、引き締まった表情でグラウンドに姿を見せた。ウオーミングアップを終え、攻撃側有利の3対2のメニューでは、次々とゴールを量産。チームの好調ぶりをうかがわせた。最後は紅白戦を行い、練習終了。川口修監督(46)は「(静岡に)帰ってきて選手たちは、リフレッシュできた。動きのキレもモチベーションもある。良い状態」とうなずいた。

今大会は4試合で15得点無失点。攻守にわたり充実の内容で勝ち上がっている。5得点を挙げ、得点ランク首位タイに立つFW岩本悠輝(3年)は「もっと得点できる場面はあった」と自己評価は厳しめ。その上で「一度のチャンスを大切にしたい。チームために走り、前線からの守備でも相手にプレッシャーをかけたい」と意気込んだ。最終ラインを統率するDF阿部健人主将は「練習してきた攻守の切り替えと、ゴール前の崩しはできる。まだまだ成長したい」と気の緩みは一切ない。

3年連続10度目出場の矢板中央は、2大会連続で8強以上に進出。堅守を軸に安定した戦いぶりが光る。今季はU-18プリンスリーグ関東に所属した。阿部は「立ち上がりからガンガン行きたい」と、試合序盤で主導権を握る決意を示した。川口監督も「自分たちの特長を出して、良いサッカーをしてほしい」と期待した。24大会ぶり2度目の栄冠に向けて勝負の時が迫る。    【古地真隆】