Jリーグの県内再開初戦は、静岡ダービーになった。今季の公式戦新日程が15日、発表され、27日のJ3開幕戦は、アスルクラロ沼津対藤枝MYFCの県勢対決。J2ジュビロ磐田は28日のアウェー京都サンガFC戦、J1清水エスパルスは7月4日のホーム名古屋グランパス戦から再スタートする。サッカー担当の神谷亮磨記者が磐田と藤枝、古地真隆記者が清水と沼津の見どころをいち早く、お届けします。

J2磐田は、再開戦と「アウェー連戦」が鍵を握る。28日の京都戦は、リスタートの意味でも重要な一戦。2月の山形戦で開幕白星発進しただけに、勝って再び勢いをつけたい。再開日が決まった際にフベロ監督(46)は「開幕と同じぐらい大事な試合」と位置付けていた。再開後は週2試合ペースの過密日程に加え、J2は敵地への移動距離も長い。第8、9節のアウェー連戦は、琉球戦から中3日で愛媛戦。疲労回復がポイントになる。目標の「J1復帰」を達成するためには、チームの総合力が問われそうだ。