9月1日の「防災の日」に合わせて、Jリーグの東海地区6クラブによる防災プロジェクト「ソナエル東海」の発表記者会見がオンライン上で開かれた。

県勢はJ1清水エスパルス、J2ジュビロ磐田、J3藤枝MYFCとアスルクラロ沼津の全4クラブが参加。同プロジェクトは、南海トラフ地震をはじめとする災害に対して備え、防災意識を高めることを目的としている。

主な活動として、ソナエル東海公式LINE(ライン)を開設。災害発生時の情報発信の場として期待され、平時は正しい防災知識を登録者に提供する。また、各クラブごとに防災意識を醸成する活動を行う。清水は公式オンラインショップ上に防災グッズ特設ページを設置するほか、啓発動画などを発信。磐田はハザードマップの周知や、小中学生対象の「防災ゲーム」を製作する。

クラブを通じて沼津DF尾崎瑛一郎(35)は「いつ起きるか分からない災害に対して、準備の大切さを感じています。地域の皆さまと一緒に取り組みに参加していきます」などとコメントを寄せた。