柏レイソルがFW呉屋(ごや)の得点などでセレッソ大阪を下し2年ぶりの4強進出を決めた。

リーグ得点王のFWオルンガがベンチ外でつかんだ先発に呉屋が“1発回答”。「(オルンガが)いないところで負けたら話にならない。とにかく結果につなげたかった」。前半40分に先制弾を決めると、3本の指を突き上げ、全治9カ月の負傷を負い離脱中の同学年のDF高橋の背番号を表現した。8月15日のリーグ、C大阪戦以降はベンチを温めていた。「自分としては、ここで(1発)出さないとという気持ちが強かった。勝てて良かった」と笑みをこぼした。