J1清水エスパルスは相性の良さを生かして3連敗を阻止する。2日は静岡市内で最終調整。3日のアウェー大分トリニータ戦(昭和電ド、午後7時)に備えた。

リーグ大分戦は5戦負けなし(3勝2分け)。7月の前回対戦(4○2)は、セットプレーで全得点を決めて今季初勝利をつかんだ。ともに3バックを採用し、DF立田悠悟(22)は、1対1の場面が多くなると予想している。「相手に対して厳しく寄せる。フォーメーションや戦術よりも、個人の勝負に負けなければ勝利に近づく」と語気を強めた。

週2試合ペースの過密日程が続いていたが、次節は7試合ぶりの中6日での一戦。ピーター・クラモフスキー監督(41)は「選手のリカバリーもできたし、修正すべき点にも練習で取り組めた」と自信をのぞかせた。心身共に充実の状態で挑む。【古地真隆】