鹿島学園(茨城)は猛攻も実らず、山梨学院(山梨)に敗れて2回戦で姿を消した。

主将のDF遠藤聖矢(3年)は「終始集中して、入りもしっかりと守れたが、チャンスをモノにできず、相手は少ないチャンスをモノにした。一瞬の差が試合に出てしまった」と悔しさを隠さなかった。

6本のシュートを放ったFWエゼ トベチク(3年)は相手GK熊倉匠(3年)の好セーブに阻まれ続け、後半10分のヘディングはバーに直撃。ほんのわずかな差が届かなかった。

遠藤は「負けたけど、後輩にはこういう舞台を見せることができた。来年は点を取れるチームを目指して、この舞台に戻ってきて、最高成績のベスト4を越えて優勝することを期待したい」と、果たせなかった思いを後輩たちに託した。