柏レイソルが3日、柏市内でオンライン会見を開き、ネルシーニョ監督は新外国人のFWアンジェロッティ、MFドッジの来日の見通しが立っていないことを明かした。

緊急事態宣言の延長で、初めて日本でプレーする外国籍選手の入国制限が続くことになる。現時点では、3月に入国制限が緩和されても、ビザの発給、2週間の隔離期間を考えると、早くても4月の公式戦出場になりそうだ。

指揮官は「本来なら、チームが活動を再開するタイミングでここにいてもらうことが望ましい形だが、やはり今年も不測の事態が続く。現に、この状況はレイソルだけでなく、他のチームも相当、影響を受けていると思う」と率直な気持ちを口にした。

新外国人選手が日本のサッカーに適応するには時間を要することも理解している。「彼らが遅れて来日することでスタートダッシュが、こちらの望ましい形で、できない懸念はありますが、こちらでどうこうなる話ではない。やれる範囲内でしっかり準備をしたい」と現実を受け止めた。現地のスタッフが2選手のコンディションを管理し、合流時期に万全のコンディションで活動できるよう準備を進めていくという。