ヴィッセル神戸のMF桜井辰徳(18)、DF小林友希(20)が18日の全体練習終了後、オンライン取材に応じた。チームは19日ルヴァン杯1次リーグB組最終戦を徳島ヴォルティスとアウェーで戦う。

桜井、小林とも世界で活躍する一流プレーヤーから学ぶことの多さを口にした。桜井は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)を見て「練習から決定的な縦パスを入れる。自分は横に振るパスしかできていない」と勝負を左右するパスに着眼。19日の試合に向けては「ルヴァンは第1節(大分、3-1)しか勝てていない。勝利にこだわって、勝ちにこだわって戦いたい」と強調した。

小林は、欧州選手権ベルギー代表への選出が前日に発表されたDFトーマス・フェルマーレン(35)から、DFとしての動きを学ぶ。「常にポジション修正を繰り返している。ボールの予測も速いから出足が速い」と、ともにプレーをする中で勉強になった点を挙げた。「明日(19日)はシンプルに勝利がチームの目標」と言い、1次リーグ突破の必須条件となる勝利への思いを前面に出した。