日本サッカー、そしてキングの挑戦は続く。イングランド・サッカー協会からの銀製カップ寄贈を契機に1921年(大10)9月に大日本蹴球協会として創立された日本サッカー協会(JFA)が、10日に100年の節目を迎えた。千葉県内で式典が行われ、田嶋幸三会長(63)、元日本代表監督の岡田武史氏(65)、横浜FCのFWカズ(54、三浦知良)らが参加した。

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日本協会の田嶋会長が、次の100年へ前進を続けることを誓った。2050年には日本がW杯で優勝するという、2005年宣言について触れ「90年代に言ったらみんなが笑っていた。世界でその笑いが減ってきている」と、着実な成長を実感。今後も指導者養成や若手育成が重要だとし「一朝一夕にはできないと肝に銘じ、地道に進めたい」と話した。