川崎フロンターレは“得点王”レアンドロ・ダミアン&“アシスト王”山根のホットラインで2得点するなど、大量4得点でガンバ大阪に勝利した。

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ホットラインの1点目は前半7分。山根の右クロスに、中央のダミアンがバックヒールで合わせた。

2点目は2-1で迎えた後半40分。FW小林が右サイドでボールを受けたのを見ると、山根は迷わず全力でオーバーラップした。「悠さん(小林)に『ちょっと待って』と言いながら走って、『今!』と声をかけたらすばらしいボールをくれました」と山根。スピードに乗ってパスを受けると、ダイレクトで中央に折り返して、ダミアンのゴールをアシストした。

日本代表のW杯アジア最終予選でも活躍した山根は、今季12アシストで暫定アシスト王。「去年は6アシストだったけど、もっとクロスの精度が高かったり、しっかりと相手を見てプレーできたら、今年くらいの数字もいっていたと思う。そこを見つめ直して今年は入ったので、数字が残ってよかった」と胸を張った。

最終節を前に得点ランク首位の横浜FW前田に並んだダミアンは、「ミキ(山根)が毎回すばらしいアシストをしてくれる、ほとんど彼のゴール。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。12月6日の最終節は、横浜-川崎Fの両エース得点王をかけた直接対決となる。