ベガルタ仙台が鹿島MF遠藤康(33)の獲得に動いていることが4日、分かった。宮城県出身で鹿島一筋15年目のベテラン。168センチと小柄ながらも、左足のキック精度に定評があるテクニシャンだ。

視野が広く、好機を生み出すパスとキープ力も光り、セットプレーのキッカーとしても信頼が厚い。なかのFC、塩釜FCジュニアユース、塩釜FCユースと、宮城のチームを経て07年に鹿島入りし、J1通算304試合46得点。最終節の仙台戦でも後半から途中出場した。関係者によると、ほかのJ2クラブも関心を示しているという。