今季限りで引退したセレッソ大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)が16日、大阪・難波のTSUTAYA戎橋店で「俺は主夫。職業、現役Jリーガー」(大久保嘉人著、講談社)の出版記念サイン会を行い、抽選で100人が集まった。

埼玉や川崎、静岡、愛媛など全国から集結。対面した瞬間に涙ぐむ女性や、「好きでした」と突然の告白をするサポーターも。1人、1人と会話をしながら、丁寧にサインを続けた。

C大阪のライバルでもあるガンバ大阪のサポーターも訪れ「ガンバに来て~」と“オファー”を受けると、妊婦には安産を祈願しておなかをさする場面もあった。

大久保は「たくさん集まってくれて、すごくうれしかった。でも、泣かれると困るんよね。もらい泣きしてしまいそうになるからね」としみじみと話した。

浦和レッズに0-2で敗れた12日の天皇杯準決勝が、大久保にとっての現役最後の試合になった。