J2アルビレックス新潟に、J1横浜Fマリノスから期限付き移籍で加入したMF松田詠太郎(20)が5日、オンライン取材に応じた。

快足を飛ばした突破や相手背後への飛び出しを武器に右サイドからゴールに迫るスピードスターは、今季の個人目標を「5ゴール&10アシスト」に設定。20日に迎える仙台との開幕戦先発出場へ向け、エンジン全開でアピールしていく。

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新潟のニューフェース、松田がサイドを切り裂く。この日の午前はセットプレーの確認とピッチ全体を使ったゲーム形式の練習に参加。右MFに入った松田は「体力面、ボールフィーリングは徐々に良くなっているし、連係面で手応えもあった」と振り返り、「縦への突破からチャンスに関われる部分をどんどん出していきたい。今季は5得点、10アシストを狙います」と個人目標を宣言した。

スピードを生かしたドリブルからのクロスやシュートが最大の武器。昨季は期限付き移籍先のJ2大宮で10試合に出場。限られた出場機会でも持ち味を発揮し、1試合平均のクロス数はリーグ3位の4・4本。計32回のドリブルを仕掛け、相手を抜き去った回数は17回で同成功率は53・1%に達した。ボールポゼッションに加え、ゴールに直線的に迫る攻撃を目指す松橋力蔵監督(53)からは「相手背後への飛び出し」を求められている。松田は「(スピードでは)誰にも負けないし負けたくない。縦への突破からチャンスを多く作りたい」と話した。

プロ3年目の20歳。1年目はJ3相模原で、2年目はJ2大宮で開幕先発出場を果たしている。「開幕スタメンは目標の1つ。そこに向けてしっかりアピールしたい」。今季リーグ開幕の20日仙台戦(ユアスタ)でも先発出場を狙う。キャンプ序盤にコロナウイルス感染拡大の影響を受け、ホテルでの選手間の部屋移動を制限している。練習以外でチームメートと直接、顔を合わせることは少ないが「いい関係性で練習に参加できている。しっかり動けばいいパスが来てフィニッシュに持ち込めている」と新天地でのコミュニケーション不足の不安も一蹴していた。【小林忠】