青森山田は同じプレミアリーグEASTに所属する柏U-18に、0-0からのPK戦(0-3)の末に惜敗し、4位でサニックス杯を終えた。今大会6試合は3勝3敗(PK戦の勝敗含む)で3得点4失点。得点力不足に悩まされた一方、守備面ではラスト4試合を粘って無失点で締めた。

後半開始10分足らずでFW小湊絆(つな、2年)、MF奈良岡健心(2年)が決定機を迎えるなどチャンスは作った。試合終盤にはCKからDF渡辺来依(らい、2年)がヘディングで狙ったが、惜しくも枠を外れる。相手を上回るシュート11本を放ちながらも、得点できずにタイムアップ。PK戦は1人目から3人連続で失敗し、柏はその逆に3人連続で成功させ、3人だけで決着した。

新主将で長期離脱中のDF多久島良紀(2年)に代わってキャプテンマークを巻くMF中山竜之介(2年)は「レイソルはサニックス杯の成績では自分たちよりも格上だった。プレミアでも戦いますし、あのレベルの相手にチャンスを作れたのは収穫でもあり、決めきれないのは課題。プレミア開幕(4月3日)までに改善したい」と話した。