北海道コンサドーレ札幌の現役高校生Jリーガーが巻き返す。DF西野奨太(17)がケガから復帰を果たし、今季公式戦初出場を狙っている。チームは26日、ルヴァン杯京都サンガFC戦(札幌ドーム)を迎える。沖縄キャンプ最終日の2月5日、FC東京との練習試合で負った左太ももの打撲で離脱したが、現在は状態を上げている。昨季プロ契約を果たしたチーム最年少が、本格的にシーズンのスタートを切る。

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17歳の西野が出番を待ち、準備を進める。沖縄キャンプで負傷した患部は回復し、合流直後は苦しかった体力面も戻った。「最近は違和感なくやれているので、いい感じです」と万全を強調。さらに状態を上げ、公式戦出場の機会を狙っている。

初めて迎えた開幕を、ケガで出遅れた。昨年10月にクラブ史上初めて高校2年生での、飛び級でのトップ昇格を勝ち取った。同11月27日柏戦でクラブ史上最年少の17歳183日でのリーグ戦デビューを果たした。昨季の経験を生かし、プロ2年目に士気を高めていたがスタートダッシュはできなかった。そのため「復帰したらやってやるぞって気持ちがケガの期間で高まった」と巻き返しを誓う。

通信制の高校に在籍する現役高校2年生。4月から3年生に進級する。競技と学業の両立も「勉強もしっかりやれています。特に苦労とかはない。今年は忙しくなりそうだけど頑張ります」と卒業を目指している。

親交のある同学年のライバルの存在が成長を後押しする。U-17日本代表で顔なじみのC大阪FW北野颯太も同じく04年生まれの17歳のプロ。リーグ戦全5試合に出場(先発1)しており、順調にキャリアを重ねる。連絡を取り合う仲で「刺激をもらえている」。前節19日の対戦時には西野がベンチを外れたため対戦は実現しなかったが、これから負けるわけにはいかない。

今後は練習からアピールする必要がある。「ケガ中に抱いた悔しさやいろんな気持ちを、もし自分が試合に出られれば、与えられた出場時間でぶつけられれば」と闘志を燃やしている。【保坂果那】

◆西野奨太(にしの・しょうた)2004年(平16)5月28日生まれ、札幌市出身。幼稚園時代からサッカーを始め、札幌中沼小3年から札幌U-12入りし、同U-15、同U-18に所属。21年は2種登録として天皇杯1試合に出場し、トップ昇格後の11月27日柏戦でJ1デビュー。利き足は右。背番号は47。179センチ、68キロ。家族は母と兄2人、妹。