川崎フロンターレの大卒ルーキーDF佐々木旭(22)が金言を胸に刻み、夢の日本代表入りを目指す。4日、オンライン取材に対応。

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クラブの先輩で、日本代表DFの谷口彰悟から代表に必要なレベルを学んだという。「ビルドアップとかが自分の課題かなと思っていたんですけど、(谷口)彰悟さんと話をして、『まずはそこじゃない』というふうに言われて、はっとさせられた」と明かした。

負傷中のDF登里に代わり、左サイドバックとして、ここまでリーグ戦8試合中、6試合に出場。うち5試合で先発し、既にプロ初得点をマークするなど、経験値を積む。谷口は代表で左サイドバックを務める長友、中山らを引き合いに出し「守備の部分で、あの選手たちは水をこぼさない」という答えを授けた。佐々木は「確かにそうだな、というふうに思って。大舞台の試合でも守備の部分で隙を作るシーンはなかなかないので、そういう選手たちが日本代表として戦っているんだなと思った。自分もまずは守備のところから隙を見せずに、試合中も試合外も意識してやっていきたい」と、かみしめた。

その上で、夢はふくらむばかり。「まずはフロンターレでしっかり結果を残すことはもちろんですけど、サッカー選手である以上はその(日本代表の)舞台に立ちたい。そこを意識して、逆算して、今自分が何をするべきかをしっかり明確にして、日々のトレーニングから意識高く取り組んでいきたい」と青写真を描いた。