川崎フロンターレ鬼木達監督(47)とFW宮城天(20)が17日、18日に行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの広州FC(中国)戦へ向けて集中開催地のマレーシア・ジョホールバルで公式会見に臨んだ。

意気込みを問われた鬼木監督は「初戦で苦しいながらも、勝ち点1を拾うことが出来た。その勝ち点1を次につなげるという意味でも、次の広州戦が非常に大事になる。この大会は、いろんな意味で総力戦になると思う。勝ち点3を取りたいと思う」。宮城も「初戦を苦しみながらも、引き分けに持ち込めた。それを生かすためにも、次の試合で勝つことが大事だと思うし、勝つことによって、グループリーグ突破が出来ると思う。得点を取って、勝利に貢献したいと思う」と話した。

チームは初戦の蔚山(韓国)戦で、0-1の後半ロスタイムに同点とし、引き分けに持ち込んだ。次なる相手は、若手主体のメンバー構成とみられる。鬼木監督は「若さという意味では勢いもある。若いと言いながらも、体つきはしっかりしている。自分たちは、勢いを出させないことが重要。自分たちがアグレッシブに行くことが大事」と話した。宮城は「勢いもあるだろうし、自分としては違いを見せたいのもある。チームとして、若い勢いにも負けないようにやっていきたい」と意気込んだ。