J1川崎フロンターレの鬼木達監督(48)が19日、21日サガン鳥栖戦に向けたオンライン会見に出席した。

川崎Fはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は1次リーグ敗退。だがACLを戦ったジョホールバルから戻り、5月に入ってからの国内リーグ3試合は清水エスパルス、アビスパ福岡、ヴィッセル神戸に3連勝した。

それでも鬼木監督は攻撃面でまだまだ物足りなさを感じている様子で「(神戸戦も)前後半を通して、チャンスのところをかなり逃していると思う。フリーの時にもう少しチャレンジしていい」と選手たちに求めた。

鳥栖戦についても「強度の高い守備(の対策)というのがメインになってくる。そこはしっかり対応しないといけない。そこも含めてチームとしてまずは自分たちのやるべきことをしっかりやりたい。まずは自分たちに目を向けないといけない」と、あくまで川崎Fのプレーをすることに主眼を置いた。

ポルトガル1部サンタクララの日本代表MF守田英正が、1-0で勝利した18日のアウェー神戸戦を極秘観戦していた。鬼木監督は「変わらず人気者の雰囲気は出てました(笑い)。ここにいる時も勝負をかけていたし、向こうでも常に勝負している。本当に頼もしいですよね。これからもそういう姿でやっていってほしい」。刺激をもらって鳥栖戦に臨む。