セレッソ大阪のFW加藤陸次樹(むつき、24)が、公式戦2試合連続ゴールを決めた。

前半21分に左サイドのDF舩木からのパスを、右足から左足に持ち替え、軽やかにゴール左隅へ決めた。この先制点でC大阪は勢いに乗り、初戦突破へとつなげた。

加藤は5月29日のJ1リーグ湘南ベルマーレ戦でも途中出場で、試合終了間際に今季2点目を決めたばかり。中2日のこの試合、今度は先発できっちり仕事を果たした。

「先制点が大事だと思っていたので、うまく決められてよかった。(ゴールが)しっかり見えていたので余裕があった」

J1リーグでは湘南戦で3連勝したが、その3試合すべてで途中出場の加藤がゴールを演出したり、絡んだり、自らで決めたり。

引き分けに終わったが、5月18日のルヴァン杯1次リーグ大分トリニータ戦ではゴールを奪っており、直近の公式戦は5試合連続で何らかの形でゴールに関与し、研ぎ澄まされた集中力を発揮している。

小菊昭雄監督(46)も会見で「(加藤は)メンバー外を経験して、自分と向き合って、練習から質の高いプレーをしている。メンタル的なところも成長著しく、それが結果となっている」と称賛した。

この日、背番号20は後半開始と同時にベンチに退いた。4日には、ルヴァン杯ベスト8進出を懸けたプレーオフステージ第1戦の湘南戦が控えるため、体力温存策がとられたもようだ。

J1開幕から加藤が先発に固定されたが、不調もあって途中でベンチ外も経験した。J1はここまで12試合2得点、ルヴァン杯は4試合2得点のエース候補は、再び先発定着のチャンスが訪れた。

「出た時間、限られた時間で結果を出したい。もちろん先発は意識するが、求められたところで結果を出すだけ」

J1リーグの3連勝と合わせて、C大阪は公式戦4連勝を飾った。加藤の復調と同時に快進撃が始まろうとしている。