ヴィッセル神戸の今季4人目の指揮官に就任した吉田孝行監督(45)が5日、オンライン取材に応じ、主将のMFアンドレス・イニエスタ(38)の今後の起用法について言及した。

元スペイン代表は現在、J1リーグで8試合連続先発中。2-0で吉田監督が初陣を飾った2日のサガン鳥栖戦では85分間プレーし、6日の清水エスパルス戦(ノエスタ)へは中3日しかない。

吉田監督は「確かに年齢もあるし、ずっと出るのは難しい」と、どこかのタイミングで先発や出場回避を示唆。その判断について「自分には難しい選択ではなく(イニエスタと)コミュニケーションはとれているし、彼が疲れていたら使わない。できる状況なら彼の力は必要。そこだけ」とシンプルに答えた。

故障を抱えてプレー時間が制限されてきたFW大迫勇也(32)については、指揮官は「まだ万全ではない」と言葉を濁した。

ミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督(65)の電撃解任を受け、6月29日から練習の指揮を執る。鳥栖戦を勝ったことで、現在も最下位(18位)ながら17位清水とは勝ち点3差。6日の直接対決で勝てば、神戸が得失点差で最下位を脱出できる。

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