東京五輪世代の「盾対決」は引き分けとなった。

湘南ベルマーレのゴールを守ったのはGK谷晃生(21)。東京五輪の正GKが、広島の再三のカウンターを防いだ。前半36分、広島MF長沼の強烈なシュートに横っ跳びでセーブ。後半開始直後にDF陣が背後を突かれてのピンチにも、全身を投げ出してボールをキャッチした。

一方、サンフレッチェ広島のゴールに立ちふさがったのはGK大迫敬介(22)。6月の国際親善試合を戦うA代表に選ばれた大迫も、前半14分の湘南DF舘のミドルシュートを右手1本で防ぐなど、負けじと好セーブを連発した。

試合は後半7分に湘南MF池田が先制ゴール、同22分に広島DF野上が同点ゴールを放ち1-1の引き分け。それでも今月19日から始まる東アジアE-1選手権メンバー入りへ、両GKのアピールとなったはずだ。