ヴィッセル神戸は5日、新人のMF日高光揮(19)がスペイン4部リーグ相当のCDアトレチコ・パソに期限付き移籍すると発表した。期間は来年6月末まで。

アトレチコ・パソは神戸に所属するMFアンドレス・イニエスタ(38)が、昨年から経営に参画するクラブで、将来的に日本人選手の受け皿になることも目指していた。

大阪・堺市生まれの日高は、2月に兵庫・相生市にある通信制の相生学院高を卒業。神戸の練習参加を経て、入団を勝ち取った。主にボランチをこなし、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグでは3試合に出場したが、J1リーグではここまで出番がなかった。

クラブを通じて「約1年間という期間、スペインでしっかりと結果を残し、人としてもサッカー選手としても大きくなれるように頑張ってきます。神戸のエンブレムを背負い、勝利に貢献できるように精いっぱい、努力してきます」などとコメントした。