ヴィッセル神戸が4試合ぶりの勝利で、最下位から暫定16位に浮上した。試合前日の12日、主将MFアンドレス・イニエスタ(38)にアクシデントがあり、この日はベンチ外。総力戦で難局を乗り越えた。試合後の吉田孝行監督(45)との主な一問一答は次の通り。

 

-試合の総括を

吉田監督 前半から選手たちが気迫のこもったプレーをしてくれた。攻撃に関しても多少、相手がプレスにくるということで、長いボール入れながらセカンドボールを拾い、守備も前からみんな激しくいけた。

 

-イニエスタが不在、トップ下に佐々木を起用した

吉田監督 まずアンドレス(・イニエスタ)に関しては、前日の練習で少し痛みを訴えたので、外さないといけないことになった。けがの度合いは自分もまだ確認できていない。佐々木はトップ下というより、2トップ気味で前からプレスをかけたかったのと、起点になって欲しかった。

 

-イニエスタはどこの負傷か

吉田監督 今の段階で診断を聞いていないので、どこと言うのは避けたい。そんなにひどくはないとは思うが、分からない。

 

-大迫が長い時間(78分間)プレーした。次のACLからフル出場は

吉田監督 いや、前回も60分くらいといいながら70分くらい使って、やっぱり次の日にリバウンドが来る。それを見ながら。今のところ悪化していくことはない。彼のプレーを見たら、120%くらい出てるんじゃないかってくらい、出てる時間は気迫がこもったプレーができている。状態はじょじょに良くなっていくと思う。今の状況でもすごいと思います。

 

-武藤も復帰した

吉田監督 まだ多分、(右足首は)痛みはあると思う。本来の100%のプレーには来ていないが、今日は気持ち含めて100%出していた。足の状態だけで言うと100%ではない。