ジュビロ磐田が三たび大量失点で敗れた。アウェーで北海道コンサドーレ札幌に0-4で完敗。

2試合連続で前半に2失点すると、守備が崩壊した。後半開始からピッチに立ったDFリカルド・グラッサ(25)が同20分に1発退場。数的不利の状況からさらに2失点した。北海道出身の渋谷洋樹(ひろき)監督(55)にとっても、地元で屈辱的な大敗。4失点以上での敗戦は今季3度目で「サポーターに勝利を届けることができず、本当に申し訳ない」と力なく話した。

90分間で放ったシュートは相手の14本に対し、磐田は3本。指揮官は「1人少なくなっても勇敢に戦ってくれた」とねぎらったが、単調な攻撃に変化はなかった。最近の5試合で15失点。勝ち点で並んだ場合に響いてくる得失点差でも、「マイナス24」と厳しい状況だ。順位も最下位のままで、残り6試合。昨季以来のJ2逆戻りを回避するためには、もう敗戦は許されない。

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