一時は最下位に低迷した神戸が4-0でホーム広島戦に完勝し、今季初の4連勝を飾った。順位は12位のままだが、勝ち点を37に伸ばして残留は目前。1点リードで迎えた後半9分にMF小林祐、同10分にDF酒井、同12分にMF汰木が、わずか3分間で3ゴールを重ね、勝負を決定付けた。

今季初得点だったDF酒井は「あれはクロスを狙って入ったゴール」と偶然を強調も「(残留は)1試合でも早く決まってほしい。決まった時によかったと言いたい」。一方で2戦連続先発のFW大迫が3得点に絡むなど、酒井は「前に起点ができて、攻撃に厚みができた」と喜ぶ。

酒井にとってこの日、11年まで在籍した古巣新潟がJ1復帰を果たした。「心からおめでとうと言いたい。新潟がJ1にいるのは特別なこと。(来季)会えるのを楽しみにしています」と祝福していた。