J1ジュビロ磐田MF遠藤保仁(42)が18日、今季限りでの現役引退を発表したJ2横浜FC・MF中村俊輔(44)にねぎらいの言葉を送った。この日は磐田市内での練習に参加。練習後、取材に応じたベテランは「クラブで一緒にプレーできなかったけれど、代表では楽しくやらせてもらった。彼のプレーに多くの人が魅了されたと思う。素晴らしい選手だった」と話した。

遠藤と中村は日本代表のチームメートとして2度のW杯に出場。長きにわたり、日本の中盤を支えてきた。FKの名手としても競い合ってきたよきライバルだった。引退について事前に報告は受けていなかったという。遠藤は「ケガを耐えながらやってきたと思う」。今後は指導者での活躍を期待し、「サッカーに関わっていくと思うので、また会えるのが楽しみ」と再会を心待ちにした。