セレッソ大阪は10日、試合の舞台裏を紹介するクラブの公式YouTube番組「BACKSTAGE PASS」を更新した。

今回は5日に行われた名古屋グランパスとのリーグ最終戦。これが今季公式戦51試合目、最後の90分間だった。試合は0-0で迎えた後半ロスタイムに失点し、敗れたことで4位から5位に後退し、終わった。

小菊監督は試合直後、控室で選手に「悔しい気持ちは分かるけども、みんな正々堂々と最後まで戦ってんから、最後までプロとしてきっちりやるよ、いいかな。頭下げへんよ、感謝の気持ちをしっかり伝えて、終わろう、いいかな。堂々として、よう頑張ってんから」と呼びかけた。

その後、選手らはもう一度ピッチに戻って、観客の前でシーズン終了のセレモニーに参加。そして控室に戻ると、再び小菊監督の熱い言葉が待っていた。

「全員が勝利のために最後まで戦ってくれたから、ほんまにすがすがしい。今日で51試合やった。その1試合1試合がもちろん、負けた試合も含めて、俺の中での大切な大事な宝物。それ以上に、ほんまに毎日のトレーニングがすごく充実していた。楽しかった。改めて、みんなにお礼が言いたい。ほんまに、ありがとう。1回ここでチームは解散するけど、違うチームに来季、いく選手も出てくるかも分からんけど、俺はいつもみんなの健康と活躍を願っているから。頑張ってほしい。ほんまに、1年間ありがとう」

今季は新しい試みとして、小菊監督を中心に試合の舞台裏を紹介するこの番組が始まった。

夏場の快進撃の一方、後半終了間際に連続2失点して目の前にあった優勝を逃したルヴァン杯決勝など、苦しかった試合こそ、チームの真の姿が見えたこともあった。

この番組のために撮影のカメラを回し続けた、あるスタッフは、ある負けた試合で小菊監督の言葉を聞いて、選手より先に泣いてしまったエピソードもある。指揮官によって、さらに熱いクラブへと変身したC大阪が、来季へ再スタートを切る。