鹿島学園(茨城)は想定していた後半勝負で交代策がはまるも、岡山学芸館(岡山)に競り負けた。

1回戦から中1日の連戦で、メンバーを入れ替えながら臨んだ。前半は1-2と劣勢で終えるも、焦りはなかった。後半11分に選手3人を交代。仕掛けは2分後に実った。フリーキックをゴール前で受けたMF鈴木仁之介(2年)が落とし、反応したMF山本慶斗(3年)が右足で押し込み同点ゴール。途中出場の2人が見事に結果を残した。

一時はペースを握ったものの、35分に痛恨の失点。残り少ない時間で攻勢に出るも、ゴールを割ることはできなかった。鈴木雅人監督は「追いつくことができたが、そこから点を取られたのは地力の差が出た。交代した選手も結果を出してくれたが、鍛え直したい」と語った。