初出場の日体大柏は、ベスト4進出を逃した。

試合は0-0のまま、PK戦に突入。1人目が外したが、2、3、4人目は成功。5番目は来季のJ1柏レイソルへの加入が内定しているFWオウイエ・ウイリアム(3年)だったが、ゴール左を狙ったシュートは惜しくもはじかれた。東山が5人目を決めたため、日体大柏の選手権が終わった。

同校は、15年からJ1柏と相互支援契約を結び、元Jリーガーの根引謙介監督と菅沼実コーチが、柏のアカデミーから派遣され、日体大柏の指導を行っている。Jの下部組織の高い技術に“高校サッカー”らしい球際、ハードワークを融合したチームとして、快進撃を続けてきた。フォーメーションでも、4-2-4という珍しいシステムを採用。前線に4トップを置く攻撃的な形で、市船橋、流通経大柏の2強がいる激戦の千葉を勝ち抜いてきたが、惜しくも国立の切符には届かなかった。

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